2/20(火)朝は霧が多かったり午後から晴れたりの多い天気の変わりやすい1日。総合的な探求の時間という授業の位置づけで大島高校1年生のフィールドワークガイドを担当しました。1年生を3班(A,B,C班)に分けての案内。私はC班担当で同期のガイドの皆さんと一緒に三原山に向かいました。
山頂までは登らず主なルートは1986年溶岩流までの往復でした。
遊歩道沿いの安永溶岩丘と1986年溶岩流跡、山頂ジオパーク展での映像鑑賞がメインの内容となり2時間でしたがたっぷりと溶岩や自然を楽しんでくれました。
生徒たちは地元の高校ということもありほとんどが大島出身。どこに住んでいてや部活の話なども聞きながら歩いてみたり濃霧を忘れさせるくらい終始楽しいワークになりました。初めの少し緊張感のある様子から段々と興味を持ってくれて打ち解けてくる様子もみれてガイドしている私も楽しかったです。聞くとバスケ部が最近は部員が多いそうです。
まずは山頂ジオパーク展で当時の噴火の様子を動画で鑑賞。晴れた日は三原山このように見えることも伝え今日巡るルートもチェックして展示も少し見学してもらいました。
まず初めに立ち寄ったのは安永溶岩丘。パホイホイ溶岩を間近に見て触って楽しんでもらいました。丘があるのでやはり登りたくなる生徒もいて全力で溶岩で遊んでました。
ある生徒がパホイホイゲームというのをその場で作って楽しんでました。
すぐに思いつき、”パホイホイ”という音の響きからそこまで考えつきすぐに楽しめるくらい形にしていて驚きでした。意外とルールもわかりやすく流行っちゃうかも!?
その後は1986年溶岩流へ移動。アア溶岩で溶岩積みにみんな夢中でした。
ただ溶岩が大きければいいってもんじゃ無いと細かい溶岩を積んでいたりと真剣に積んでいる生徒の様子も伺えました。性格がでるので大人にやっても楽しそう。霧も晴れてきて寒さもほとんど無くなっていました。
溶岩でたっぷり遊んだ後は往路へ。
帰り道では休みの日は何をしているなどが聞けて島の高校生の日常も知れて私もふむふむと楽しませてもらいました。小学生から一緒の生徒もいるのでみんな仲がいいな〜と改めて感じました。
普段は島外のお客様をご案内する機会が多いですが今回は地元の高校生ということで自分自身の視線を島の人に向けての案内はとてもいい機会でした。せっかく身近に三原山があるのに登らないのは勿体無い!と説得するのではなく生徒たち自身がどうしたらより身近な自然環境や大島に興味を持ってもらい広げていけるかを考えることも大切だなと感じました。ガイドの仕事として大切なことの一つでもあるなと改めて気付かされました。
貴重な機会をありがとうございました!
次は晴れた日にぜひ火口までトレッキングに出かけてみてください。
ではまた。
かんちゃん
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