先日観光で訪れた4名様を島内観光へご案内しました。天気は少し曇りでしたが風もあり観光にはちょうど良い気候でした。
お客様は今回が大島にくるのが初めてということでリクエストは満遍なく大島を巡りたいということで訪れた場所は車で回られる場所をメインにチョイスしました。
普段は三原山をご案内することが多いですが山以外の観光スポットもそれぞれ火山や噴火との繋がりやストーリーがありとてもおすすめです。
今回は元町をスタート!朝ごはんはももももで食べたのでお店にピックアップ。大体の回りたい場所を確認していざ出発。ルートは以下の通り。
元町→泉津の切り通し→大島公園動物公園→昼食→高田製油所→三原山→地層大切断面→裏砂漠→波浮港→宿
泉津の切通しではお決まりの記念撮影。先に進みたくなる気持ちはわかります。
動物園ではこんなにたくさんの種類がいてあまり混雑してなくて無料!?と驚かれてました。
そして当日9月16日は国際レッサーパンダデーでした。もちろんレッサーパンダも見学。半日くらい滞在できますが我慢してさっと観光。バーバリーシープの迫力も健在です。
レッサーパンダを名残惜しみつつも昼食へ。
お昼の場所は紀洋丸さんへ。大島の名産べっこう丼を食べました。定食セットは安定の満足感です。
お昼も食べ終えて、リクエスト頂いた高田製油所へ。ツバキ油を買いたく店舗に向かうと丁寧にツバキ油工場の説明もしてくださいました。私も初めて説明を聞いたのでなるほどと気づいたことが多かったです!特にツバキ農家がなぜいないのか?というのが印象的で椿の木の成長スピードに対して割りに合わない現状があるそうです。桃栗三年柿八年、椿は三十年。それは確かに農業としては難しいのかなと考えました。そこで農家としては難しいので島民の方から椿の実を持ち込んでもらい回収しているそうです。まさにこれからの時期細道などで椿の実を拾っている姿を見かけることができます。持ち込んでお金に換金、もしくは相当量の油と交換してくれます。今年は集めて油と交換もいいかも!?と思ってます。手で拾ったり人の手がかかっているのでそれだけツバキ油は貴重だということにもなりますね。まだまだ知らないことだらけで見学をしてありがたみを感じます。
一行は大島のシンボル三原山へ。今日は景色が期待できるのか、、、写真の通り霧の絶景でした。
記念にここでも写真を撮って、次は晴れた日にリベンジですね。全て完璧に見えても楽しさがないですしねw
三原山から一気に南部方面と裏砂漠へ。
途中のバームクーヘン下車も挟み、裏砂漠までノンストップです。
月と砂漠ラインを走り駐車場へ到着。そこからは徒歩で約15分裏砂漠へ到着です。予想通り霧がでていましたがこれも幻想的。霧の切れ間から青空や景色が見え隠れするのもよかったです。どこまで歩いて行けるんですか?と素朴な疑問が、下まで歩いていただいても構いません。テンションが上がっていきそうになりましたが冷静に帰りが大変そうとなり我に帰りましたねw裏砂漠みたいな景色は見たことないとお客様も大変満足してくださいました。
裏砂漠を離れ波浮港へ。港の街並みを散策して、コロッケを食べて。ゆっくりと楽しんでくださいました。宿へ戻る前に波浮港見晴台にも立ち寄りました。先ほど歩いた街並みを上からも眺めてもらうまでが波浮港の楽しみ方です。
1日ご案内して私自身も新たな発見や視点からの感想をいただき刺激になりました。三原山だけではなくまだまだ楽しいスポットはあるので今後も探索していこうと思います!高田製油所さんの見学は本当に作り手さんの椿愛と熱意が感じられるのでまたいきたいですね。
ジオツアーやアレンジツアーもお問い合わせください。
これから秋になり気候も過ごしやすい大島でお待ちしております。
ではまた。
かんちゃん
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