先日高校生対象のジオツアーガイドを務めました。今回は学校内で募集をかけたそうなのでクラス等もばらばらの参加者でした。人数は学生さん69名とかなりの大人数。4グループに分かれたので1グループ16〜17名ほどでしたのでペースは早め。参加者の学年は1,2年生が中心。どうやら1年時には地学が必須授業となっていることもあり溶岩などの多少の知識がありました。伊豆大島に興味があって参加してくれたのは嬉しいですね。
テーマは「地球と生き物と人々が関わり合いながら共存していくことについて考えるきっかとしてほしい」でした。
こういった団体ツアーの場合晴天時と荒天時で両パターンで準備をします。事前準備はばっちし?で迎えた当日の天気はこれ以上ない秋晴れ。富士山も南アルプスもばっちし見えてテンションが上がる〜!
今回のコースは山頂駐車場〜山頂〜お鉢めぐり〜山頂駐車場の4時間コース。
まずは展望台をスタート、全員で記念の集合写真。たぶん初めてこういう団体様の集合写真を撮った気がします。人の多さをしばらく感じてなかったが嬉しいですね。w 学生たちもまずは三原山に感動してくれました。
そこからは遊歩道をひたすら進み1986年溶岩流先端、三原神社、ホルニト、お鉢めぐり少し忙しかったですが4時間歩き続けました。
伊豆大島以外にも東京の島はあります。それぞれの違いを島の形から考えてもらいました。
植生の変遷、溶岩を実際に見て触ってもらい普段学習していたことが間近に感じることができたようでとても興味を示してくれました。あっというまに元の遊歩道へ。最後に立ち寄ったパホイホイ溶岩跡ではすっかりくたびれた様子でした。ちょっと飛ばしすぎた?楽しみすぎた?
それと想像以上に風の強さに驚かれてました。たしかに東京に住んでいたら普段風に当たることはすくないのでそりゃそうかと思います。これも島ならではと感じてくれました。
聞くと学校での遠出の旅行は初とのこと。さるびあ丸の夜行船で来たことが印象に残っていたと話してくれたのですがみんなで出かける経験はとても貴重ですし積極的にこれから増えてくるといいですね。実際学生にとっては経験をすることで気づくことがあるので大切なことだなと改めて私も感じました。そして、これをきっかけにまた伊豆大島に来てくれると嬉しいですね。
それでは。
かんちゃん
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