三原山と砂漠大満喫ツアー

ガイドログ

3/1(土)朝から天気も良く絶好のツアー日和でした。宿のご宿泊のお客様をジオツアーへご案内。伊豆大島へは初めてのご来島。茨城からお越しの女性2名様でとても元気良く少し長めのツアーでしたがしっかり最後まで歩き切り楽しいツアーとなりました。

ツアーのルートはこんな感じ。

三原山山頂口〜山頂〜お鉢巡り〜裏砂漠〜ジオロックガーデン〜再生の一本道〜温泉ホテル

朝は温泉ホテルからバスに乗って山頂口へ。移動の車内は土曜日もあってか満席でした。いい天気だったのでみなさん三原山に登るんですね。山頂口に到着してまずは展望台から今日のルートなどを確認。出発してしまうと戻ってこないので記念撮影も忘れずに撮りました。

まず目に入ったのはオオバヤシャブシ、松ぼっくりに似ているけど初めて見る植物だったので興味津々でした。この木が植物を作るのにとても助けになるんですよ〜。その他道中で見学した溶岩流。地学を高校の時に専攻していた記憶からパホイホイやアア溶岩を聞いたことがある!となり実際に見れたとよろこばれていました。溶岩上に生える苔を写真で撮ったりしてしばし溶岩見学。つるつるした表面やごつごつした表面の違いなども感じてもらいました。

山頂までは休みつつ登っていきました、普段から登山してるんですか〜?などとお話を聞いていると、お二人は高校の同級生で母校の行事で毎年80kmほどを歩いたそうです。その経験や思い出から何となく歩くこと自体は嫌いではないなどと話してくれました。小説「夜のピクニック」のモデルになった高校だそうです。作者がその高校の出身であらすじをざっとみましたが面白そうなので今度機会があったら読んでみたいと思います。そんなことを話しながら気づいたら山頂に到着!三原神社へも降りて参拝しました。

お鉢巡りへ向かう前に景色のいい場所でランチ休憩。それぞれ持参でお昼は持ってきてもらい食べました。風もなくぽかぽかしていたのでピクニックに来たような気分でした。昼食後はお鉢巡りへ。この日は晴れていたこともあり島々の景色もぼんやり、この景色を見ると何だか春を感じますね。ゆっくりと巡り中央火口展望所へ。この日もダイナミックな火口の景色。赤い色や黒い色が太陽に照らされてぐっとかっこよさが増しますね。少し進んだ標識でも記念に撮影!遠くから裏砂漠も眺めて目指すポイントも確認!

お鉢巡りの途中で温泉ホテルコースへ降りて行きました。植物の景色が移り変わる様子とスコリアが増えてきてしゃりしゃりとした心地よい音は裏砂漠へ向かうワクワク感を高めてくれますね。風の丘から先の第二展望台までも登ろうとなり、勾配がかなり急でしたが登り切りました。この景色を見れる達成感はたまらんですね。

帰りはひたすら下りの道を進んでいき、途中のちょうどいいお昼寝スポットでも休憩。風の音もない無の空間にぼーっとする時間をしばしとりました。休んだ後はジオロックガーデンと再生の一本道を通り温泉ホテルへ。ジオロックガーデンで溶岩が作った奇岩たちと顔ハメパネル風溶岩でも写真を撮ったりしながら進みました。ツアー序盤に見たすすきやオオバヤシャジブシを思い出しつつ植物の再生をここで振り返りながらゴールの温泉ホテルへ到着。

天気にも恵まれ少し長めのツアーでしたが終始楽しく巡れました。
大島の三原山にどっぷり染まってみるツアーとなりました。
またのご来島お待ちしております!!

ではまた。

かんちゃん

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