三原山ハイキングの大道コースをご紹介。ジオパークの楽しみ方としては三原山を外さないわけにはいけません。伊豆大島に着いて三原山でハイキングがしたい!となったらまずはこのコースを歩いてみてください。山頂までは遊歩道で舗装された道なので初心者でも楽々山頂まで上がれます。初級者コースといってもいいでしょう。山頂からの絶景を楽しみに登るのはもちろん、途中にも特徴的な溶岩があったり独特な植生を間近で感じらるので楽しめること間違いなし!ポイントごとのガイド付きで登るとより楽しめますのでお問い合わせください。
外輪山展望台をスタート。定番の記念写真スポットです。山頂までの道のりは遠く見える?案外近そう?
遊歩道は舗装されているので道なりに歩いて進みましょう。春はツツジが綺麗に咲きます。夏は緑があ鮮やか、冬はススキも楽しめます。
少し進むと左手にパホイホイ溶岩と見慣れない名前の看板が。1777年の安永の大噴火の時に流れ出た溶岩流が見れます。縄状溶岩と呼ばれます。ぜひ手で触ってみてください。ぱっくりと割れて流れ出た跡も残っている不思議な光景が広がります。
先ほど見たパホイホイ溶岩ともう1種類アア溶岩もあるのでお見逃しなく。1986年直近の中規模噴火で流れでた溶岩流が間近で見れる場所です。厚さ約5mで見た目もゴツゴツ。ぜひ触ってみてください。パホイホイ溶岩とは質感が違う!?
ここから先は上り坂くねくねした遊歩道をひたすら登ります。登りに疲れたら振り返ってみてください。スタート地点の展望台からここまで来たか〜と感じると思います。
山頂へ到着!こんなところに鳥居が!?そう山頂には三原神社の社殿があるんです。富士山をバックに記念写真を撮りましょう。晴れた日は絶景ですよ。
山頂までは遊歩道が続いています。さあここからはお鉢巡り中央火口を覗きに向かいましょう。少し道がでこぼこしているのでスニーカーは必須、トレッキングシューズ推奨です。巡り方は火口を反時計回り!まず初めに見えるのがホルニト1950年の噴火の際に中央火口から流れ出た溶岩によりできた小さい山のような形状。割れ目のような穴があり中は空洞でトンネルのようになっているのです。この場所からは東京諸島を眺めるのにぴったりですよ。冬の空気が澄んでいる時がおすすめ。
ここからはアップダウンが少しある道を火口に沿って歩きます。柵に沿って進むと中央火口展望台に到着。度重なる噴火でできた火口。迫力が違いますね。1986年の噴火の際には表面が蓋をするように塞がったそうです。少し怖いが歩いてみたかった。ダイナミックな火口を存分に眺めてください。
火口展望台を離れた後は下り道が続きます。途中B火口列を眺めたり、湯気がもくもく出てる場所を眺めたりと帰り道も楽しめますよ。シャンパングラスに島々が乗ったような景色が撮れるチャンスもあります。
お鉢巡りを終えると三原神社へ戻ってきます。そこからまた遊歩道を通って山頂駐車場へ戻りましょう。火口を見た後の帰り道は景色がまた違って見えてくるかもしれません。迷ったらこの大道コースへハイキングに出かけてみてください。お鉢巡りは足元が舗装されていないので自信がない方は山頂までの往復でも十分に楽しめます。春夏秋冬植物や景色が違って見えるのも三原山ハイキングの特徴です。私かんちゃんがより詳しくガイドしながらのハイキング可能です。
ジオツアーのお問い合わせもお待ちしてます!
ではまた。
かんちゃん
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