霧の切れ間と植物の切れ間

ガイドログ

3/20は春分の日。暦の上では春本番ですが、今日の三原山は幻想的な「霧」に包まれました。そんな特別な雰囲気の中、神奈川県・小田原市からお越しいただいた女性のお客様を、神秘的な火山の世界へご案内しました。

晴天の絶景も素晴らしいですが、霧の日は大島の「別の顔」が見える、ガイド一押しのコンディションでのツアーとなりました。


🌫️ 視界数メートル!霧の中の冒険トレッキング

今回は、山の表から裏までを縦断する贅沢なルートを歩きました。標高が上がるごとに霧が深くなり登っていく楽しさも味わえました。霧で前方が見えにくいので目の前の景色をゆっくり観察しながらのトレッキングができました。

【本日のルート】

山頂口 → 三原山山頂 → お鉢巡り → 風の丘 → 再生の一本道 → 大島温泉ホテル

1. 霧が演出する「わくわく感」とお鉢巡り

一歩先が白く煙る中、手探りで進むような感覚はお鉢巡りならではの醍醐味です。

普段は見えすぎるほどの巨大な火口も、今日は霧の隙間から時折その断面を覗かせる程度。それが逆にお客様の想像力を掻き立て、「次はどんな景色が出るんだろう!」とわくわく感いっぱいに歩を進めていらっしゃいました。道中では、ゴツゴツとした溶岩流に直接タッチ。霧を含んで少ししっとりとした溶岩の質感を感じながら、数十年前にここを真っ赤なマグマが流れていたという事実に、お客様も深く感じ入っている様子でした。

2. モノクロームの世界:霧の裏砂漠

今日のハイライトは、なんといっても裏砂漠でした。真っ黒なスコリア大地と、それを包み込む真っ白な霧。

  • コントラストの美: 視界が遮られることで、足元の「黒」と空間の「白」だけの世界に。
  • 静寂の時間: 風の音さえ吸い込まれるような静けさの中、しばし立ち止まってこの絶景を味わいました。「まるで別の惑星に降り立ったみたい…」と、お客様もその圧倒的な非日常感に浸っていらっしゃいました。

そして冬に来ていたハギマシコも何と久しぶりに発見しました!まだ居てくれたんですね〜


🌿 「再生の一本道」で感じる生命の息吹

ツアーの後半は、霧が潤いを与える「再生の一本道」へ。水分をたっぷり含んだ苔や植物たちが、いつも以上に鮮やかな緑色に輝いて見えました。破壊の後にやってくる「再生」の力強さを、しっとりとした空気の中でじっくりと解説させていただきました。


🧭 景色の変化を楽しむ

霧の中のロングトレッキングは景色が変わる様子も楽しめました。晴れの日には見えない「山の気配」や「大地の質感」を全身で楽しんでいただけたようで、ガイドとしても嬉しい限りです。

また晴れた日のご来島お待ちしております!

ではまた。

かんちゃん

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