伊豆大島でワークもバケーションも

ガイドログ

12/3~5でワーケーションツアーでお越しのお客様へのガイド部分をご案内しました。都内の企業様3社と共に大島の自然や椿の循環などを感じてもらうツアーになりました。参加者の皆さんも「仕事と自然体験の両立」を楽しみながら、大島の成り立ちや文化を深く感じていただく3日間となりました。

【1日目】 座学で知り、裏砂漠で体感する“大島の本質”

ツアーのスタートは、まずは座学から。久しぶりにスライドを使った説明でした。
大島の成り立ち、火山活動の歴史、植物の再生サイクル、そして椿文化の背景などをお話ししました。
皆さんメモを取りながら熱心に聞いてくださり、ガイドとしても気合が入ります。

午後からは「再生の一本道」へ。噴火によって失われた植生がどのように戻っていくのか、実際の地形と植物を見ながら歩きました。さらに裏砂漠へ足を伸ばすと、黒い砂漠が夕日に染まり、まるで別世界。ワーケーションという非日常にぴったりの、静かで力強い景色が広がっていました。みんなで寝転んでみたりしながら体全体で裏砂漠を感じてもらえました。


【2日目】 ジオノスで地球の時間を学び、椿花ガーデンで文化に触れる

2日目はまず、ジオノスへ。噴火のメカニズムや火山活動のリアルな展示に、皆さん興味津々。
特にBIOコーナーでは植物と生き物の関係を知っていただきいつまでも見学できるようなくらい没頭していました。前日の座学や裏砂漠での体感がここでつながり、「なるほど!」と何度も声があがっていました。

午後は椿文化を代表するスポット、椿花ガーデンへ。社長の山下さん直々にご案内いただき椿への熱い思いを話していただきました。「椿道」という深い言葉を考えられたそうで精神性にも椿は関わってくるのだと気付かされました。ちょうど色づき始めた園内を歩きながら、品種の違いや島民の暮らしと椿の関わりをご紹介。ツアーのテーマである「自然と椿」が、一気に立体感を帯びた時間になりました。


自然との共存や発展

3日間を通して、火山がつくるダイナミックな景観と、椿が育んできた文化の両面をじっくり味わっていただけたワーケーションツアーでした。自然を学び、歩き、感じる体験は、日々の仕事にも新しい視点やリフレッシュをもたらしてくれます。参加者の皆さま、本当にありがとうございました!

また季節を変えて、ぜひ伊豆大島へ遊びに来てください。
自然と椿が、いつでも新しい景色を見せてくれます。

ではまた。

かんちゃん

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