秋晴れ三原山ツアー

ガイドログ

11/14(金)朝から雲ひとつない快晴。今日は秩父からお越しのご夫婦を、三原山の1日かけたロングトレッキングへご案内しました。道中では秩父での暮らしのお話や今までの旅行のお話などを聞かせていただきながら楽しいツアーになりました。

コースは、山頂口 → 山頂 → お鉢巡り → 裏砂漠 → 再生の一本道 → 温泉ホテル(ゴール)
という、三原山の地形と植生の移り変わりを存分に感じられるルートです。


■ 山頂口から火口部へ

澄んだ空気の中、まずは外輪山をスタートして山頂を目指します。途中では、黒々とした溶岩流に実際に触れながら、噴火の歴史や溶岩の違いを説明すると、お二人とも興味深そうに質感の差を確かめていました。パホイホイ溶岩の変化に富む様子にとても驚かれていました。

前日にかしゃんばを食べたそうでこの葉っぱがかしゃんばの葉っぱですよと紹介するとこれかー!と大変喜ばれました。

植物などもじっくり観察しながら山頂へ到着。三原神社の鳥居と富士山の景色もくっきりで美しい。


■ 火口を間近に!お鉢巡り

火口の縁を一周するお鉢巡りでは、遠目に富士山、手前には火口の景色。火山灰を含むザラッとした地面の感触、そして火口の壮大なスケール感に、お二人から何度も「すごいねぇ」という声が。青空と火口のコントラストが美しく、まさにベストコンディションでした。島々の景色もばっちり見れてついつい足を止めてしまいました。


■ 黒い砂漠、裏砂漠へ

お鉢を回りきったあとは、一気に景色が変わる裏砂漠へ。ここでは火山島とは思えない“黒の大地”が広がります。先ほどまでの植物帯との違いに驚かれ、「同じ山でこんなに景色が変わるんですね」とご夫婦も感動のご様子。


■ 再生の一本道を歩きながら

裏砂漠を抜けると、今度は生命の息吹が戻ってくる「再生の一本道」へ。噴火後の大地に少しずつ植物が戻ってきている様子を観察しながら、火山島の自然の逞しさを感じてもらいました。小さな命に目を向けて歩く1日は、ゆっくりと自然の時間の流れを感じられる至福の時間です。


変化を楽しむロングトレッキング

歩いてきた景色を振り返りながら温泉ホテルへ到着。
「こんなに変化のある山は初めて」と喜んでいただけて、こちらも嬉しくなるトレッキングとなりました。三原山の大地と植物の移り変わりを全身で体感した1日、お疲れさまでした。

また季節をお待ちしております!

ではまた。

かんちゃん

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