霧に包まれた三原山へ、火山が息づく道を歩く

ガイドログ

8/4(月)今回は、火山に夢中な中学生のお子さんを含む親子3名をご案内しました。朝から霧が濃く立ち込める中でのスタートでしたが、火山への興味が尽きないお子さんの様子に、こちらも自然とワクワクが湧いてきました。


霧の三原山

まずは三原山の登山口から歩き始めました。展望所から真っ白!視界は10メートル先も見えないほどでした。それでも火山好きのお子さんはたくさんの溶岩を前に目を輝かせていました。霧の中にぼんやりと浮かぶ火口周辺の黒い岩肌は、まるで異世界に迷い込んだかのような幻想的な景色でした。パホイホイ溶岩、アア溶岩などに感激でした。お鉢巡りも頑張るということで霧の中進んで行きました。火口は見えずともとても貴重な体験ができたと思います。

表砂漠ルートに降りていきながら赤ダレを目指します。
落ちている火山礫や植物の様子が変わるのでじっくり観察しながら進んで行きました。
赤ダレの真っ赤な景色!!とは行かなかったものの雲の流れが早い景色などを楽しんでもらえました。

表砂漠を通って戻り歌の茶屋でランチをとり下山しました。
元町溶岩流を見たいと言うことでこちらにも立ち寄り、三原山の溶岩流とは少し様子が違う?人もいなくてゆっくり観察できました。溶岩樹形も見れて喜んでました〜。

その後はぶらっとハウスでアイスタイム。暑い体に沁みました。
アイスを食べて赤禿に向かいました。赤禿では真っ赤なスコリア丘を見学できて溶岩流とはまた違う景色に大興奮でした。上から眺める海に流れる溶岩流にも大興奮!


霧でも溶岩体験

霧に包まれた三原山も、十分に魅力的でした。視界が悪くても、足元の溶岩やそこに息づく命を観察することで、多くの発見がありました。火山を「危険な存在」ではなく、「生きている自然」として見つめるこの親子の姿に、私自身も大切なことを再認識させてもらいました。霧の中でも、しっかり楽しめる三原山の魅力を改めて実感できた一日でした。

ではまた。

かんちゃん

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