1/23(木)気温も高くガイドツアー日和。私のゲストハウスにご宿泊されたお客様男性1名様を波浮港ツアーへご案内。基本的には波浮港を歩きでゆっくりと時間をかけて巡ることができました。お客様は何回か大島へお越しになったこともあり、三宅島からお越しだったので自分の住む島と比較したり、三宅島のお話を伺ったりしながら楽しいツアーとなりました。
波浮港のみを散策、巡った場所はこちら
Stay Do→中通り→波浮港の歌脾→巨大地図→みなとや旅館→踊り子坂→蔵→旧甚の丸邸→地層の見える道→竜王崎灯台→平六さんお墓→kUi(ランチ)→高林商店
まずはStay Doからスタート。波浮港とはどんな地域なのか、Stay Doも昔は化粧品屋さんで商店の名残などがあったことを説明。当時の様子をイメージする準備をしました。
その後は中通りを散策、昔の地図だったりを見ながら今の情景と比較してみます。最近は古民家を改修しお店がオープンしたりと新旧融合のようなことも起きています。港沿いを歩きながらプレジャーボートなどは多いですか?という質問がありました。夏はとても多くの船が泊まります。ただ最近は釣り船のようなお客様も増えていて週末ごとに港は船で埋まるなんてことも見ることができマグロ?などを釣りに来る方もいるのでしょうか。
波浮の港と鵜の脾前で記念撮影!今日は鵜の鳥も実際に確認できました。コロッケ片手に歩きながら散策を進めて行きました。大島の巨大地図も見学し海も眺めたりとゆっくりしてみました。
そこからはみなとや旅館へ移動。館内を見学し昔の客人の迎え入れ方を想像。踊り子の芸をみたりどでかいサザエを食したりと当時の観光滞在の様子が伺えます。少し蝋人形がリアルなのが味ですね。みなとや旅館内でぜ見てもらいたい写真は昔の波浮港の船の多さ!
みなとや旅館を離れた後は踊り子坂を登り上の山集落へ。途中休んで波浮港の景色を楽しんだりしながら登りました。階段を登り切って右側に蔵のある家があります。そこにお住まいの方に好意で蔵を見学させていただきました。この蔵見学がとても面白く、建てられたのは140年前ですがしっかりとした作りと中は改修してありとても素敵な空間になっています。蔵以外にも母屋を見学させてもらったり、昔の井戸を見せてもらったりしてもらいお客様にもとても喜ばれていただきました。
その流れで旧甚の丸邸へも立ち寄りました。ここでも発見井戸!それと豪華なトイレもいいですね。ここは窓ガラスが波打って見えるようなガラスなのでこれを眺めるのもとても綺麗です。ぜひ細かいところまで注目して見学してみてください。
甚の丸邸を離れて竜王崎灯台方面へ。その途中に見れる地層たちも見学しました。爆発的な噴火跡なのか、いつの年代かな〜?などを思いながらの見学。この距離で地層が見れるのはいいですね!とお客さまも大興奮。個人的にも好きなスポットです。
竜王崎灯台へ到着しまず目に入ったのは防空壕。中が覗けるので中にも入ってみました。入ってみると立てるくらい天井は高く意外と広い。出窓もあり、何か施設があったような痕跡もあるので防空壕ってこういう感じだったのか〜と二人で感心してました。灯台付近からは海の景色も見えるので海も眺めながらほっこりした時間を過ごしました。そこからは龍音様へも立ち寄ってみました。海から鳥居が続いているような景色。調べてみると航海の安全を願うものだとか。
お昼は昨年できたkUi坦々麺がご希望だったのでその営業時間に合わせてもう少し散策。今回のツアーでよく登場した秋廣家の話なども関わりもある波浮港を作った立役者秋廣平六さんのお墓なども立ち寄ってみました。そのそばにある徳島藩士のお墓なども見学し、流刑地へ向かう途中での死などは当時はよくあったんじゃないかとも思いました。
kUi坦々麺さんと高林商店さんに寄ってツアーは終了。お昼を食べながら三宅島暮らしについても聞きました。前日などは三原山ツアーへも参加した印象から大島と三宅島は溶岩は似ているが噴火の影響力みたいなのが違うという印象を受けたようです。確かに大島はカルデラ内で済んだ噴火も多く集落への甚大な被害があまりイメージできない点が少しあるような気がし、三宅島はより噴火の被害を直接感じるようなケースが多くなってしまう気もしますね。
帰りの道では今は人が住んでいない資料館などの古民家とまだ人が住んでいる古民家のどちらも見学できたのが嬉しかったと感想をいただき。特に今も人が住んでいる古民家を見れたことがとても印象的だったそうです。家が生きている感じがするという表現がとてもいいな〜と二人で話しながらツアーを終了しました。
またのご来島お待ちしております!
私も機会を見つけて三宅島へ行きたいですね〜。
このような波浮港散策ツアーを今年は多く企画して案内していきたいと思います。
ではまた。
かんちゃん
コメント