リノベーションとイノベーション

ガイドログ

2/27(火)天気もよくツアー日和でした。今回は28日に開催されるTOKYO ISLANDAHOOD with STARTUPSのイベントの事務局の方々を波浮港へご案内。自然をたっぷりご案内するのがメインではなく島に住む人からお話を伺いながらのツアーとなりました。

波浮港へ直行してまずは見晴台にて写真ストップと説明。
今回の見学先と秋廣平六さんは関わりがあるので導入的にお話をしました。
それにしても久々に天気が良かった。

見晴台の後は上の山地区へ。現在民家を改修して宿などを開業予定の方にお話をお伺いしました。
まずは家の中に入った瞬間わかるthe古民家感、しっかりとした梁と柱がとても素敵でした。家自体は築120年くらいとおっしゃってたので相当歴史が詰まってますね。天井裏も登らせてもらったりすっかり楽しんでしまいました。家主の方にお話を聞いていくと元々は祖母のお家が空いていて朽ちていくだけでとてももったいなく思っていたそうです。そこでどうにかできないかな?と自身で庭の手入れなどから始まりまずは自身が住めるように直したり綺麗にしたそうです。大島の話や周辺地域のお話も伺えて私もとても勉強になりました。

とても立派な屋敷のメインはなんといっても“蔵”です。
周辺には当時蔵通りと呼ばれるほど各家に蔵があったそうです。そうとう豪勢な時代があったのがここから予想できます。中も見学しましたがなんとも素敵な内装!ここもどうにか活かせるようにしたいな〜と話していました。

庭もとても広く謎の穴が、、、井戸です。しかも4箇所も井戸が敷地にあるそうで備蓄用?なのでしょうか。今も使えるくらいきれいに残っている井戸もありました。島国の大島は当時は真水の確保が大変だったこともありそういったこととどこか繋がっている気がしますね。みんなで夢中になって覗いてみました。庭に廃材でちょっとした展望台も作ってみたりと遊び心ある家主さんでした。

あっという間に時間が経ってしまったのでお次は港の中通りへ移動。まずはコロッケを食べながら散策して穏やかな港を堪能しました。旧港屋旅館にも立ち寄り当時の波浮港の写真などを見学してもらいました。

波浮港見学もあっという間に終わり帰りは夕方の地層大切断面へ立ち寄りました。
他の島々とも関わりのあるイベントだったので東京諸島や御蔵島までばっちり。

今回は波浮港を中心に話を聞いてみましたがこうやって実際に古民家を改修して何か始めようとしたりする人のお話を聞くのは私もとても刺激になりました。こういった当事者の方にお話を聞く機会があるツアーも増やしていきたいですね。

TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPSについてはこちら。
https://tokyo-islandhood.metro.tokyo.lg.jp/

ではまた。
かんちゃん

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