火山島ならではの景色

ガイドログ

11/8(金)朝から曇りがちの1日。私のゲストハウスにご宿泊のお客様1名様をジオツアーへご案内。ご希望は裏砂漠と三原山だったのでどちらもしっかりと巡ることができました。天気も寒かったですがトレッキングをしていくうちにぽかぽかになりました。大島ならではの景色を存分に楽しんでいただきました。

以下の行程でご案内しました。

波浮港→筆島→裏砂漠→三原山

まずは鵜飼商店が9時30分にオープンするのでコロッケをつまみながらスタート。朝の波浮港は観光の方で少し賑わっていました。その後は筆島へ立ち寄り、三原山へ登る前にまずは大島は古い3つの火山を覆うようにして噴火を繰り返して一つの島になったということを知ってもらいました。黒い砂浜や房総半島の景色もご堪能。退避壕がドラマ東京放置食堂に出てきたこともあり本当にあるんだと感動されていました。

筆島から先は深い森なども多い山道。どんな生活をしているかなどを話しながら向かいました。あっという間に月と砂漠ラインの駐車場へ到着。ここからは第一展望台を目指します。

裏砂漠では風はそこまで強くはなくうっすらと富士山も見えました。少し曇った空の下でも黒い砂漠はかっこよく映えますね。お客様もここは実際に見てみないと良さがわからないですね〜と感動されていました。

裏砂漠を離れ三原山山頂口へ。この日は霧などはかかっておらず展望所からも1986年溶岩流跡が良く見えました。いざ火口を目指してトレッキングスタート。3つの年代の噴火跡を辿るように山頂までは登って行きました。登り坂も休み休み景色を楽しみながらあっという間に山頂へ。三原神社の鳥居を見てここも何だか不思議な景色ですね〜と驚かれていました。山頂に鳥居は想像できないですよね。お鉢巡りにも進んでいきその中でも東京の島々の景色はとても気に入ってくださいました。曇り空に浮かぶ島々はまるでゲームの世界のような景色でした。そこからの中央火口、ダイナミックさを間近に感じてもらいました。

お鉢巡りも終わり一気に下って歌の茶屋へ。少し冷えた体に天ぷらそばが沁みました〜。

半日のジオツアーでしたが大島の火山島ならではの景色をご堪能いただけたら嬉しいです。
次はいつ噴火するかな?次来る時には景色は変わっているかも?と想像しながらのトレッキングもいいですね。

またのご来島お待ちしております!

ではまた。

かんちゃん

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