海のふるさと村海ふるウォーク

ガイドログ

10/6(日)朝は少し霧が濃かったです。海のふるさと村での海ふるウォークのガイドを担当させていただきました。自然研究路を朝からみんなで散策しながらの会でした。集合は早かったですがとても楽しい会になりました。参加者の皆様は全員島内在住の方でした。歩いたりするのが好きでとてもアクティブな方々でした。

今回のルートマップはこちら

セントラルロッジ→ゴゼ川地区自然研究路入り口→丸根→長根岬→トーフジマのケタ→穴口→内陸ルート→セントラルロッジ

まずは海のふるさと村という場所がどのような所なのかの説明。17世紀の大噴火で流れ出た溶岩が狭い谷を海側に下り広い土地へ広がった地域です、このような地帯は溶岩扇状地とも呼ばれています。赤色立体地図でみるとこのような感じ、扇状の平地が広がっているのがわかりやすいですね。

地理院地図より引用

今回はその扇の淵に沿って続く遊歩道を散策していきました。歩きながら植物を観察したり虫を観察したりと楽しい時間になりました。写真でも振り返っていこうと思います。
少し開けた地形や海に突き出た長根岬に立ち寄りながら進んでいきました。

特に多く見かけた植物の赤い身の付くアオキは散策が終わる頃には皆さん覚えてくださいました。

丸根でひと休憩、行動食を参加者の方からいただきました。

長根岬にも立ち寄ったり、トーフジマのケタに立ち寄り長根岬を遠目から眺めてみたり、いつか海に落ちちゃいそうですね。
岬など突き出た地形は隣の岬から眺めている感覚がなんだか不思議でした。

参加者にきのこ好きな方がいてきのこも探しながらの散策、かなり大きいきのこも発見。

そしてもう一つ、美味しそうなものが!アケビですかね?まだ青いので完熟が楽しみですね〜。

今回の折り返し地点でもある穴口、ここは岬の高さもあり海でかなり削られて窪みができた地形でした。大島の中でも中々見かけない景色なのでみんな大興奮!見ていると吸い込まれそうです。

穴口からは山側のルートに入ります。ここは木々がより茂っていてスダジイなどの大木も多く見かけました。リスのかじった跡、これがリスと説明するとみんな驚いてました。

きのこ?発見。

あっという間にセントラルロッジへ帰ってきました。
ゆっくりと自然観察や景色を眺めながらの散策はとても楽しい時間になりました。
大島出身の方が多かったので方言や呼び名の地域性はとても盛り上がりました。
アオバハゴロモ=ハトポッポは島の人には共通ですね。

今回のルートは個人的にご案内もできますのでリクエストお待ちしております!

ではまた。

かんちゃん

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